バイバイ

僕、
このたびこの地を離れることとなりました。
猫神様が、そろそろこっちに来いと言うので行くことにしました。

約12年間、皆様 お世話になりました。
可愛がって頂き、ありがとうございました。

周りでは、「90歳は超えているはずだ。」
と、勝手な事を言っておりましたが、
本当は年齢ばかりじゃなく、
出生地も名前も、何にも誰も知らないですよね。
よくまぁ、こんな得体の知れぬ者を(いや猫を)受け入れてくれたものです。

これも、まだ5歳だったフラワーシスターズ2号が、
「飼うー!」
と、駄々をこねてくれたおかげです。
予想はしていたもののろくに世話もせずで、
挙げ句に、彼女はネコアレルギー。
結局、僕の召使いの中心はとうちゃんとかあちゃんになりましたが・・・。

いやほど召し使われた二人、
しばらくは、いつも元気なかあちゃんもメソメソしているでしょうし、
酢昆布のようなとうちゃんも、
かなり噛まれすぎの都こんぶのようになっているでしょうね。

が、皆さんの元気な顔と、会話を聞かせに顔を見せてやって下さい。
そうすりゃ、復帰の速い二人ですから大丈夫でしょう。
タマの好きな場所
僕は、お気に入りの 「タマの小道」の脇の土の中にしばらくいます。
でも、少しずつ、そこから離れて、
かあちゃんの手入れする花達の中や、
とうちゃんの植えた木々達と共に
ここを見守っていきますので御心配なく。

まぁ、そうしてそのうち、
思い出したくても、
「あの時、どうだったっけ?」
と、少しずつ忘れ去られて行くでしょう。
それが人間のようです。
で、それでいいんじゃないかな。
僕は元来ベタベタされるのが好きでないのでね。

今少し心配なのは、
これで、僕の魅力で会いに来てくれていたお客さんは
離れていくのでしょうか。

きっと、とうちゃんなら
「まぁ、それもしゃーないなぁ。看板に偽り有りの店やな。
でもええやんけ、美味しいコーヒーの飲める喫茶店やし。」
と、訳のわからんこと言うんでしょうね。

ビーワイルドは
タマの看板のある、
タマの居ない喫茶店になりました。

タマ
バイバイ。

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コメント

  1. ちから より:

    タマ、召されましたか・・・

    周囲には媚びないけれど、心の深いところではしっかりと繋がっている、といったスタンスが好きでした。

    タマが土から植物へと時を経て移っていく様子は、近くで見守られている、といった感じがして、心がどこか温かくなります。

    土に帰っても変わりなく過ごしてね。

  2. 黒猫モコ管理人 より:

    ちから兄チャン コメントありがとうございます。

    その次の日は、
    涙も打ち消されるほどの大雨でした。
    土に帰っていく前に、
    水没するのではないかと冷々ものです。

    見守られているというより、
    まだ、
    見守っている方かもしれません。

    まぁ、未だ召使その一というところでしょうかね。

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